マットレスの種類
マットレスには大きく分けて、『コイルマットレス』と『ノンコイルマットレス』の2種類があります。
『コイルマットレス』とは、いわゆるスプリング(バネ)の入っているマットレスで、『ノンコイルマットレス』には、スプリング(バネ)が入っていない。
これは理解できると思います。
スプリング(バネ) | |
コイルマットレス | あり |
ノンコイルマットレス | なし |
しかし、「ノンコイルには、さらに何種類かあります」と言われると途端に理解が難しくなる感覚を覚えるはずです。
ですが、これも知ってしまえば簡単で『ノンコイルマットレス』とは、大雑把な分類で言うと『ウレタン素材』のことを示します。
(ウォーターベッドやジェルマットレスもノンコイルに含まれますが、日本ではあまり普及していません)
ウレタンには『低反発』と『高反発』のものがありますが、グッドマットレスのウレタンマットレスは『寝具として身体に最適なウレタン』を使用しているのが特徴になります。
ウレタンマットレスへの不安や疑問
日本において、ウレタンマットレスのシェア率は10%程度です。
そのため、「耐久性は大丈夫ですか?」「蒸れて暑くならないですか?」という不安や疑問のお声をよく耳にします。
グッドマットレスで扱うマットレスは、すべて『ウレタンマットレス』です。
それは『ウレタン』が寝具として最も適した素材だからです。
前述したように日本でのシェアは10%程度なのは、大手ベッドメーカーがコイルマットレスを長年販売してきため、『マットレスと言えばコイルマットレス』という認識が一般常識になったからです。
他にも市場の問題など要因は様々ですが、「日本人に本当の眠りを届けたい!」という気持ちで、20年にわたりマットレスを研究し開発してきた開発者が行き着いたのが『ウレタンマットレス』です。
これまでは、コストや耐久性の問題で表舞台で活躍できなかった『ウレタンマットレス』ですが、技術の飛躍的な進歩により、寝具として最も適したマットレスを手にすることができるようになったのです。
1.【不安】ウレタンマットレスの耐久性は?ウレタンマットレスはコイルマットレスに勝るのか否か
グッドマットレスのウレタンマットレスは、『オープンセルウレタンフォーム』が生み出されたことで、コイル(スプリング)を凌駕する驚異的な耐久性を得ました。
ウレタンフォームは、数個のフォームボールの周囲を空気穴が取り囲んでいる構造になっていて、 均一に並んだオープンセルフォームは、均一な体圧分散を発生させ圧力を適切に逃がすことでヘタりを防止します。
グッドマットレスのオープンセルフォーム
発売以来20年間、保証範囲である10%以上のヘタりは確認されておらず、その信頼性が証明されています。
ですので、グッドマットレスは安心して長くお使いいただけるマットレスだということができます。
一般的に使われるオープンセルフォーム
低反発ウレタンに使われるクローズセルフォーム
2.【疑問】ウレタンマットレスの通気性はどうなのか?
次に良く聞かれるのは通気性についてです。
確かにマットレスの中身がコイル(スプリング)のほうが、通気性が良いと思われるでしょう。
しかし、忘れてならないのは『マットレスは寝具』だということです。
コイルマットレスにしても、ウレタンマットレスにしても体重(圧力)に対して反発する力が発生します。
ウレタンマットレスはその圧力を適切に逃がすのですが、コイルマットレスは反発力が強く必要以上に身体にかなりの負荷を与えてしまします。
そのため、総合的に判断すると、やはりウレタンマットレスが寝具に適しているということになります。
では、ウレタンマットレスが通気性が悪いのかというとそうではなく、グッドマットレスの良質なウレタンは通気性にとても優れています。
その理由のひとつに、前述したオープンセルフォームの採用があります。
過去に、オープンセルフォームのウレタンを使用していることを謳うメーカーはありました。
しかし、そのオープンセルフォームでは、すべてのセルに空気穴があるわけではなかったので、完璧な通気性を得ることはできていませんでした。
一般的に使われるオープンセルフォーム
低反発フォームに関しては、クローズドセルフォームというものを使用しています。
これはウレタンフォームの「すべてのセルに小さな穴や開口部がない」ことを意味しています。
そのため、空気が抜けると元の状態に戻るまでに時間がかかるのですが、この素材特有の感触が「なんとなく良さそう」と感じるためヒット商品となりましたが、『良質のウレタン』ではなかったのです。
低反発ウレタンに使われるクローズセルフォーム
そのため、低反発フォームのクローズドセルフォームや一般的に使われているオープンセルフォームは通気性が悪く、夏場は暑苦しく感じると言われていくようになりました。
『良質のウレタンフォーム』とは、無数の発泡体から構成され、多くの空気穴がある。
そして、あらゆる方向から空気が抜け、弾力性と復元力のあるオープンセルフォームだと定義でき、オープンセルフォームで構成されたグッドマットレスのウレタンマットレスは通気性が良いということになるのです。
日本人の眠りを変える良質のマットレス
耐久性と通気性を兼ね揃えたオープンセルフォームのマットレス。
この『良質のウレタンフォーム』を使用しているマットレスこそ、グッドマットレスが取り扱うマットレス(SleepMatics)になります。
オープンセルフォームが良いのであれば、何故すべてのメーカーが作らないのかと疑問に思われる方もいるかもしれません。
その理由は、オープンセルフォームを実現するためには、製造するための原料だけでなく製造工程の最終段階で、ひとつひとつのウレタンフォームにローラーコンプレッサーが必要となるからです。
メーカーによっては、コストダウンの観点からも汎用性のあるウレタンフォームを使用しています。
つまりこれは、車のシートやソファーに使用するウレタンをマットレスに使用していることになります。
冒頭で言ったようにマットレスは寝具です。
私たちは、約8時間の睡眠時間をとるので、人生の3分の1を寝具の上で過ごすことになります。
生活の中で、これだけ長時間同じ場所に留まることはありません。
それなのに、身体に最も良いとされるウレタンが汎用品というのはおかしくないでしょうか?
本来であれば、マットレス用のウレタンを他にも使用するという流れが好ましいのですが、現状ではそれが逆になっています。
グッドマットレスで扱うウレタンマットレスは、ベッド用ウレタンフォームの製造に特化している工場に生産委託しています。
それがグッドマットレスの『良質のウレタンフォーム』の秘密なのです。